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トウモロコシの副製品(外皮、タンパク、胚芽等)のご紹介

グルテンフィード

グルテンフィードの写真
とうもろこしの外皮部分に、コーンスティープリカー(CSL)を加え蛋白成分を高めたものです。糟糠類の配合飼料原料のひとつとして、ふすまなどと同様に反芻動物用、主に乳牛、肉牛用飼料に配合される成分として重要です。また、植物系有機質肥料としても使用されています。

グルテンミール

グルテンミールの写真
とうもろこしに含まれる蛋白質を分離、乾燥し、顆粒状もしくは粉末状にしたものです。主に採卵鶏用飼料に配合されています。グルテンミールに含まれるキサントフィルは卵の黄身をより鮮やかにするために欠かすことができないものです。

ドライジャーム

ドライジャームの写真
とうもろこしの胚芽を乾燥したもので、油分を約50%含んでいます。この胚芽を搾油して得られるコーン油はリノール酸、オレイン酸を多く含んでいます。また、コーン油は、軽くて風味が良く、ドレッシング、マヨネーズ他、天ぷら等にも適しています。

コーンスティープリカー(CSL)

コーンスティープリカー(CSL)の写真
とうもろこしを膨潤させる浸漬工程で、可溶成分が溶出した浸漬液を分離し、乳酸発酵させた後、濃縮したものです。乳酸や各種アミノ酸などさまざまな微量成分を含み、とうもろこしの外皮部分に添加してグルテンフィードになるほか、肥料原料や抗生物質等の生産培地の栄養源として重要な役割を果たしています。
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