環境への取り組み

ENVIRONMENTAL INITIATIVES

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環境整備・活動・ISOについて

環境対応型設備

製品を生産するためには、基本操作(精製・濃縮・乾燥等)段階で多くの熱・電気等のエネルギーを必要とします。
そのため、千葉工場では近隣企業の排熱を利用した蒸気を使用しています。
また、千葉工場の副製品乾燥では、天然素材由来の臭気成分をより確かに取り除くため、蓄熱燃焼法による脱臭炉を新たに導入しました。

グルテン脱臭設備(千葉工場)

2010年5月、副製品乾燥設備の排ガス脱臭設備を設置する際、その燃料として使用する都市ガスの配管を市原八幡海岸の埠頭線本管から工場まで敷設しました。このことにより、副製品の一部及び汚泥の乾燥に使用しているA重油から都市ガスへの燃料転換が可能な体制となりました。
天然ガスは燃焼の際、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の発生量が少ないクリーンエネルギーです。(例えば、CO2発生量はA重油と比較すると74%に減少します)
これにより、近い将来クリーンエネルギーを100%使用した工場へ生まれ変わることも夢ではありません。

社会環境活動

「王子グループ環境憲章」及び「環境にかかわる行動指針」による環境への取り組み方針のもと、ISO14001認証を取得している企業として、環境配慮に貢献すべく様々な活動を行っております。

グラウンドワーク

  • 名古屋工場
    名古屋工場がある知多市臨海工業地域で組織されている知多三四会では、7月と10月の年2回、周辺道路の一斉清掃を行っています。全長約9kmに及ぶ市道北浜金沢線及び知多西部1号線を10ブロックに分け、側道・中央分離帯に放置されている空き缶・ゴミ等を30の事業所から総勢170人余りが約1時間にわたり回収しています。
  • 北海道工場
    北海道工場がある北海道三井化学㈱構内の企業で組織されている「北海道三井化学㈱災害防止協議会」では、毎年雪解け後の5月頃、国道12号線の歩道に放置されている空き缶・ゴミ等を総勢50人余りが約1時間にわたり回収しています。

ISO14001の取得

当社は環境管理体制の確立、環境意識の向上を図るために2006年12月27日に登録認証を取得いたしました。 ISO9001品質マネジメントシステムに加えて環境マネジメントシステムISO14001の認証も受けたことから、品質と環境の両面から社会の信頼に応える高い倫理観をもって企業活動を推進してまいります。

今後も、企業の活動、製品及びサービスが環境に与える影響を的確に捉え、環境マネジメントシステムとパフォーマンスの継続的改善を図ってまいります。

また、環境に関する法令を順守し、省エネルギー、省資源化、廃棄物のリサイクル・削減、大気・水の汚染汚濁防止、臭気の低減など環境に与える影響を改善するため、企業活動の全ての領域で取り組んでまいります。
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